スクラップ置き場

社会の底辺に生きているニンゲ…ゲフンゴフン、ぬこが書いている文章です。

思想、考察

底辺が提供出来るもの

底辺。 基本的には誉め言葉としては使われない言葉だ。算数で図形の面積を計算する時に使ったりする他は、社会階級が低い事を表す。 現代日本では身分というものは無い事になっているが、人格を評価したり、業績を評価したがる人間は後を立たない。時にはそ…

人の数だけの物語

真実はない。事実はない解釈だけがある。最近、このようなことが言われるようになった。こういう考え方はどうやらニーチェ以降に盛んになったようである。これに対立する考え方は、真実がある、あるいは人の解釈を超えた客観的な事実があるというものだ。し…

可謬主義とは

可謬主義とは、哲学的な考え方の一つである。創始したのは、プラグマティズムのパースやデューイであるとされる。後には科学哲学のポパーやその弟子や、影響を受けた学者が唱えた。 この可謬主義を、短く言い表すと「知識についてのあらゆる主張は原理的には…

最大の娯楽とは何か

「私は何の為に生まれたのだろう?」 「どうしてこの世界はこのように存在するのだろう。」 そういう哲学的な問いについて考えた事はあるだろうか。 興味関心からそういう事を考える人もいるし、とても辛い経験を通してそう問い掛けずにはいられないような人…

リテラシー

リテラシーという言葉をご存じだろうか。 リテラシーは読解記述力を意味する言葉である。 古典的には単に識字率を意味して使われていたが、最近では「情報リテラシー」とか「科学リテラシー」とかある分野の真相をきちんと理解する力という意味で使われてい…

異世界転生小説における追放ものに関しての考察

一昔前に、異世界転生小説というものが流行っていた。 最近は、廃れているが、今でもそれらしき小説は書かれている。 初期の頃は、本当にこの世界からの脱出や、逃避をテーマにしたような小説が書かれていたように思うが、最近はそのテンプレを利用したマウ…

情報商材

情報商材を売って儲けようとする人は後を立たない。 しかし、情報商材の価値について論じられる事はあまりない。いや、もう語り尽くされたというべきだろうか。つまり、ネット上で情報商材を売っている奴は怪しいし、詐欺師だというイメージが形成されたとい…

最近気になっている事(働き蟻の二割はサボっているというのはどうも間違いである)

最近ニュースで、働き蟻の2割はサボっているというあの有名な逸話はどうも間違いであるという事を知った。(改めて調べたら北海道大学等の研究チームによって分かった事で毎日新聞の2016年の記事になっていたものだった。もう6年前に分かっていた話だった…