スクラップ置き場

社会の底辺に生きているニンゲ…ゲフンゴフン、ぬこが書いている文章です。

仕事は辛い?楽しい?

仕事は楽しいですか?

辛いという人も多そうです。私も仕事がきつくて辛い時期がありました。

やりたくないなあとか、疲れるなあとか、人付き合いのストレスが溜まるなあとかですね。酷い時は眠れない時もありました。不眠というカテゴリで検索すると私のブログが幾つも出てきます。過去には命の危険を感じる事もありました。

 

仕事は楽しくないという人は結構いると思います。そして「楽しいですか?」なんて聞くと怒られてしまうかも知れません。ですが、最近、私は仕事がまあまあ楽しいんですよね。その理由を書いていこうと思います。

 

私の知人に、優秀なプログラマの人がいます。この人は仕事が楽しいらしいんですね。私は仕事なんて楽しくないと思っていたので(楽しいという人がいてもそれは極希な成功者だけだと思っていたので)まあまあの衝撃を受けました。そして、私はその人を観察してみました。

すると幾つか分かった事がありました。

一つに、その人は高いスキルを持っていて、知識がありました。そのお陰で企業から大きな裁量を与えられていました。フレックスタイムで働いていましたし、希望すればリモートもできるようでした。本人はむしろ会社に行きたいとの事で、逆に出社していましたが、出社時間もコアタイムを守れば自由です。この時点で、普通の人とはかなり違いますね。普通の人は、就業時間が決まっていて、拘束されています。満員電車に揺られて出社する人も少なくありません。

二つ目に、その人は仕事が好きでした。プログラミングの勉強をするのが楽しく、知識を吸収するのが面白いという風で、休みの日も勉強していました。科学に関しての知識も豊富で、色々な話題がありました。単に知識を収集するだけではなく、自分で批判的に考えて思考する力もありました。

三つ目に、その人は人付き合いが上手く、人との交流が苦ではないようでした。人間全体が嫌いだ何て言う人もいますが、その人は逆に人間全体に漠然とですが、期待しているようでした。世の中が悪くなっているという人もいますが、その人はむしろ世の中は善くなっている面もあり、社会の問題は知識あるいは知能、能力の格差等によって生まれていると考えているようでした。

四つ目に、その人は仕事を通して社会貢献する事に喜びを感じているようでした。ただ、自分が儲けるだけではなく、社会に良い影響を与える事や、自分の得た利益を寄付したりする社会活動を通して人々を助ける事を望んでいるようでした。

 

確かに、この逆で能力が低くて仕事が選べず、待遇が悪く、やりたい事ができず、人との交流が嫌で、人間や社会は悪くなっていて嫌いだと思っていて、社会貢献なんて真っ平御免だという人がいたら、仕事は楽しくないでしょう。そうに違いありません。

 

私は彼からまあまあの影響を受けました。今の仕事は自分で選んだものですが、別にそこまで得意だとか大好きだとか思っていた訳ではありません。しかし、自分なりに工夫して、色々な点で良くしようとしてみました。

はじめの頃は裁量が全然無くて言われる事をこなすだけで辛かったのですが、継続して働いている内に、少しずつ自分でコントロールできる部分が増えて、今は仕事にやりがいを感じています。キャリアアップの為に資格の勉強もしています。

ソフトスキル…人付き合いのスキルも大切ですね。人の悪口は言わないとか、嘘をつかないとか、親切を心がけるとか。そういうものは一朝一夕では身につかないですが、時間をかけて習慣化していく事ができます。仕事が安定して、人付き合いが安定してくると、更に大きな事ができるようになります。今は、余暇にブログを書いています。貧困について色々調べる事で、自分自身の生活にも役立ちますし、世の中の困っている人にも役立つと思っていて、これも結構やりがいがありますね。

 

仕事に対して前向きになると、仕事が楽しくなる…と安易な事は言えません。辛くて辛くて辞めたいのに、辞められないという人もいるかも知れないですし、私や、上に書いたプログラマの知人は人にも環境にも結構恵まれているのかも知れません。スキルアップも能力開発には先天的な要素も絡んでくるので、絶対に上手くいくとは言い切れないですしね。

だから、頭ごなしに頑張れば誰でも仕事が楽しくなるとは言えないです。ですが、自分の周辺の環境を少しずつ良くしていこうというマインドを持つ事は誰にでもできると思います。

その結果、今の仕事を続けていこうという人もいるでしょうし、逆に転職しようとかアーリーリタイアメントを目指そうとか言う人もいるでしょう。それは人それぞれで、人それぞれの特性があるので、良いと思います。

 

最近、ネガティブな内容や、批判的な内容が続いていたので、意識的に明るめの内容を書いてみました。この記事が、少しでも仕事を楽しくするきっかけになれば嬉しいです。