頑張ってやらないといけない事があるのに、やる気が出ないという時ありませんか?
今回は、自分なりにそういう場面の対処法を考えてみました。
①疲れている。
単純に疲労している場合があります。寝不足なんて可能性もありますね。こういう場合の最も良い方法は寝る事です。
しかし、疲れていてもやらないといけないとか、締め切りがもうすぐそこに迫っている時などの可能性もあります。そういう場合は、カフェインを摂るなどして頑張るという方法があります。
ただ、体には悪いので無理は禁物です。カフェインには依存性や副作用があります。ギリギリに焦ってやらなくてはならないというケースが多いのであればスケジューリングを見直すべきですね。コツコツ前もって準備をする必要があります。あるいは宣言した内容が自分の実力に見合っていない、身の丈に合っていない可能性もあると思います。
②好きじゃない。
やらなくてはいけない事が嫌いでやりたくないというケースです。
この場合、自分でどうしてもできないのならば外注してしまうのが一番良いと思います。例えば、経営者が税理士を雇って税務処理を任せるなどの方法が考えられますね。他にも家事が苦手なので料理はせずに買うとか家事をする人を雇うとかが考えられますね。
外注が可能でない場合は、自分でやる事になりますが、仕事を分割して任せられる部分だけ人に頼むとか、アドバイスを貰うとかもできると思います。自分でやらなくてはならない場合、できるだけ集中できる状況を作る事も重要です。スマートフォンなどの注意を逸らすものは遠ざけて静かな場所で、時間を決めて取り組むようにしましょう。
③苦手である。
好きじゃないという理由と通じる所がありますが、自分の適性がないという可能性もあります。頑張って自分の短所を克服するという方法も考えられますが、どちらかと言えば得意な事を伸ばした方が効率は良いと思います。苦手な事は避けても良いと思います。ただ、苦手でもやらないとペナルティがある事もあるので、そういう事柄は何らかの方法で自分の力だけではなく、人の力も借りるなどして解決すると良いでしょう。苦手を克服する幾つかの方法としては、目標を低くして小さい事柄から「慣れる」という方法もあります。
関連する記事を貼っておきます。
④そもそもやる気という力を出そうとしている事に問題がある。
やる気とは何でしょうか?科学では作業する事による興奮というものがあり、それは実際に行動に移さないと出ないという研究もあります。人間は先延ばしをする理由を考える生き物だという人もいます。学術的には確立してはいないようですが、確かにそういう傾向はあるのかも知れません。
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※作業興奮という言葉をドイツの精神科医であるクレペリンが提唱したという記事が結構ありますが、その出所は怪しいようです。
こんな言葉もありますね。
「一生懸命は夢中に勝てない」
「努力より好きな事をしている人の方が上達する」
これは要するに、自然体でやっている事や、特にやらなくてはと意識しなくてもやっている事に適性があるのではないかという事だと思います。やる気を出さないとできない事というのはそもそも少し無理をしているのではないでしょうか。それを続けていく事で習慣化して、自然にできるようになれば良いのですが、ずっと苦しい状況が続くのであれば、方向性や方法を見直す必要があるのかも知れません。
結局、やる気の問題というのは、
①疲労
②気分
③適正
④目標と方向性
という問題に整理できるのではないかと思います。ちょっとの事ならば、作業に入る前に好きな音楽を聞いて気分を高揚させるなどの方法で乗り切れるのかも知れませんが、どうしても気が向かないのであればスキップしてしまうのも一つの手だと思います。
もちろん、それをしないと刑罰があったり、社会的に損害が出るような責任問題である場合は当てはまりませんが、自分の長所を生かして仕事や学業に取り組んでいきたいものですね。