スクラップ置き場

社会の底辺に生きているニンゲ…ゲフンゴフン、ぬこが書いている文章です。

ボランティアはいいぞ

私の日記を読んでいる方はご存じかと思いますが、少し前から老人介護施設のボランティアに行っています。所謂デイケアというものですね。

 

ボランティアの内容を書ける範囲で書くと、体操やレクリエーションに一緒に参加したり、話し相手になったり、備品を準備したり、似顔絵を描いたりしています。

これが良い気分転換になっています。

完全に無償なので仕事ではないですし、そこまで気を遣う必要がないし、基本的に喜んで貰えます。守らなくてはいけないルールやマナーはあるものの大体は自由です。

仕事で毎日辛いのに、そんな事はできないという人もいるかも知れませんが、ではそういう人は空いている日を有効に活用できているのでしょうか?

第一に、休みの日は休みたいのでそれで良いという方は良いと思います。

次に、お金を稼ぎたいとか何らかの目的があって空いている時間を有効に活用できているのであれば、それも良いと思います。

でも、暇なのに特に何かやりたい事もなく、時間を持て余しているのであればボランティアはおすすめです。Twitter(現在はX)をだらだら見るのもそれはそれで楽しいかも知れないですが、なかなか人とのコミュニケーションを取るのは難しいですよね。

TwitterなどのSNSで人との関係を作るのは結構難しいですが、ボランティアならば目的がはっきりしているので人との会話が自然にできるように思います。

 

家庭がある人や友人との予定が目一杯詰まっている人、あるいは自分の趣味の時間が無限に欲しい人であればそれはそれで良いと思うのですが、自分一人で特に予定がなく、誰かとのつながりが欲しい人であれば、何らかのボランティアに参加すると孤独の虚無感を軽減する事ができると思います。

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私は日曜日は人と会う事が多いので、土曜日をボランティアにしています。

 

宗教とかで日曜日に教会とか何らかの会合に参加する人もいると思います。そういう人はそういう人で礼拝とか参拝とか必要な事をしているのだと思うのですが、私個人としては、やはりそういう組織や集団は何らかの形で社会に貢献しないと無意味だと思うんですよね。人助けをしたくてそういう組織に入ったのに、実際は何もしないのでがっかりという人もいるのではないでしょうか。

日々の仕事において社会に貢献している人もいると思いますし、仕事と家庭での働きに疲れて休日は休みたい人もいると思いますので、そこは個人差があるし自由だと思うのですが、日々の生活に物足りなさを感じている人はボランティア活動をしてみると良いと思います。

 

ボランティアから仕事に繋がる事もあります。学生ならそれが就職活動に役に立つ事もありますよね。ボランティアは勝手に自分で始める事もできますが、基本的には行政のホームページで探す事ができます。私はそこから企業に問い合わせて訪問し、今の施設でボランティア活動をしています。

そういう「活動」をしなくても、日々の暮らしの延長線上でご近所との付き合いや町内の行事に参加するというのも良いですね。

逆にそういうもの全てが煩わしいから参加したくないという人もいるとは思いますが、うまく参加して相互扶助の関係を作っておくと困った時に助けてもらえる可能性もあると思うんですよね。

ボランティアが嫌われる原因があるとしたら、無償奉仕を強制するからだと思うんです。それが地域の義務だというのならば、住民皆にある程度、均等な負担を求めるべきだと思いますし、税金を払っているのであれば、先ずはそこから必要を捻出するべきだと思います。

私が今回おすすめしているのは「自分の勤めを果たした上で、自由にできる時間をある程度、責任がない状態で能動的に使うボランティア」です。

自分で勝手に言葉を作り出すとしたら、積極的な奉仕とか、善意の投資とかになるでしょうか。

 

何か問題が起きて、誰もそれを解決したがらず、イヤイヤやらされる奉仕活動よりも、何か大きな問題が起きる前に、自分の持っている自由時間を積極的に活用しようという前向きな精神を持つと良いのではないかという事です。

前述しましたが、金銭的報酬はない代わりに地域の安全、安定に寄与する事ができますし、自分の精神的健康、安寧を得る事ができると思います。

 

皆さんも、休みの日、特に予定がない時にはボランティア活動をしてみてはいかがでしょうか。おすすめです。