スクラップ置き場

社会の底辺に生きているニンゲ…ゲフンゴフン、ぬこが書いている文章です。

2023年、12月9日の日記

この記事は、何の変哲もない日記的なものです。興味のない方は読まないで下さい。特に落ちらしき落ちもありません。

 

段々とブログに書く事がなくなってきていて、取材をしなければいけません。

とはいえ貧困問題の取材としてスラムに行く(仮に行ったとしても得るものが少なさそうです)とかはできないので、できる範囲でやるとなると資料を読み込んだり、日常の出来事から気付いた事を記事にしていくしかないですね。

「貧乏人の経済学」という本を購入して読みたいなと思っているのですが、なかなか時間が取れません。

主に仕事で忙しく体が疲れていて、なかなか何かに取り組む時間が持てない事と、資格の勉強と、別に自分の課題で読むべき本があるからなのですが、頑張らないといけないですね。年明けから時間が取れそうなので、それまでできる限りの事をやっていきます。

今後書きたい事としては、貧困問題の解決について実験やデータを元にした策を調べて紹介していく事と、自分なりに咀嚼した日常の問題についての見解を書いていく事ですかね。それとゲームの記事も増えてきたので、整理整頓したいです。

古い記事はバックアップを取った上で削除していこうかなと思っています。

 

今日は気分転換の為に散歩をしました。

散歩の習慣があると健康にも良いですし、気も紛れるしおすすめですよ。

仕事とは別に運動習慣があった方が良いと医師の方も言っていますし、是非、近所を歩く程度でも良いのでやってみて下さい。(仕事の運動は健康に寄与しないという論文あり)

 

私は運送業で働いているのですが、最近話題の2024年問題について少し書きたいと思います。

2024年に何が起こるかと言うと、働き方改革の一環として自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されます。これによって様々な問題、主に荷物の運搬能力が低下して、延着が起きたりする事が懸念されています。

ですが、この問題、色々と誤解されています。

運送の問題にラストワンマイル問題というのがあります。このラストワンマイル問題と2024年問題が混同して語られる事があります。ラストワンマイル問題とは、物流の最後の配達におけるコストや人手不足の問題です。

2024年問題であおりを受けるのは長距離トラックドライバーが中心で、宅配便を運ぶ街の運送業のドライバーにはあまり関係ありません。

最近、ヤマト運輸メール便廃止に伴ってパートや委託業者との契約を終了し、それに対して訴訟が起こったりしていますが、これは別の問題です。

2024年問題で人手不足なのに、何故、人を切るのかと言うと、それはメール便が不採算、あるいはサービス継続が困難だからです。

簡単に想像できると思いますが、東京などの人口密集地帯とは別に地方都市や過疎地域でサービスを維持していくのは困難です。これは労働規制とか無関係に、配達距離が長くなりコストに見合わない事と、そういう地域で働いてくれる人材、しかも安い賃金で働く人がいない事が問題です。

資本主義の仕組みからして、需要がなく経済的なメリットが小さい事業は縮小されていきます。これは良い悪いは別にして当然の事です。こういうサービスを利益を度外視して継続したいのならば、民間に頼るのではなく、国家が国営でやるしかないです。

 

長距離トラックドライバーの労働規制と、高齢化による2024年問題の人手不足と、ラストワンマイル問題、あるいは資本主義的な過疎地域のサービス継続困難の問題が混同されて語られる事がかなり多いです。ヤマト運輸の方針を完全に擁護する訳ではないですが、メール便の縮小はやむなしだと思います。その結果、仕事を失う労働者が、長距離トラックドライバーに代わる事は困難なので、リストラをしなくても、2024年問題で荷物が届かなくなる、あるいは届きにくくなる事は避けられません。

又、運送業で働く現場の労働者の目線から言うと、荷物一つに対して支払われる運賃が安すぎるのだと思います。良く通販で運送料無料みたいな文句で売っているのを見ますが、実際は料金が商品の代金に転嫁されているだけです。運送料無料で物を運ぶのは不可能です。一つの荷物を事業所で仕分けるのに要求される時間が秒単位とかで管理されていても、それなりにコストはかかります。それと別に再配達の問題もありますね。個人的には再配達には料金を課す等して減らすしかないと思います。置き配にポイントを付与するという話もありますが、効果は限定的だと思います。

夏は酷暑で、冬は雪に降られる事もあります。そうした過酷な環境において、時間通りに荷物を届けるのは困難になりつつあります。温度管理も大変になってきています。

こうした問題を具体的に解決するにはどうすれば良いか、企業も様々な方法を模索しています。一つは長距離の輸送は、企業間で協力し、一つのトラックに様々な荷物を積み込む事で運搬を効率化しようするものです。

ラストワンマイルに関しては、ドライバー不足はあまり感じられません。都市部は特にそうでしょう。単にコストに見合わない仕事が多いというのが実態でしょう。これは価格に転嫁するか、再配達や荷物事故を減らす取り組みをするしかないと思います。

 

私個人としては、できるだけ荷物の延着や損傷事故が起こらないような仕組み作りや確認を日夜心がけています。それでも人間が携わる以上、完璧にやれる訳ではありません。極力、ミスをしないようにしていく事しかできないです。

宅配便を利用する方は、できるだけ余裕を持って荷物を送る事を考慮した方が良いと思います。強制する事は私にはできないのですが、ご協力いただけると幸いです。