スクラップ置き場

社会の底辺に生きているニンゲ…ゲフンゴフン、ぬこが書いている文章です。

収入が上がっても生活レベルを上げない事の重要性

良く散財してしまう人で、収入に応じて生活レベルを必要以上に向上させてしまう人がいる。食べ物であれば、栄養バランスが摂れる自炊の料理で良いのに、見栄を張って外食を増やしてしまうとか、被服だったら身の丈に合わないブランド物を買うとかである。外食にも明確な目的があれば良いと思う。お金に余裕がある時に、外で食べれば準備や後片付けの手間を省けるので楽だ。そういう風に時間を節約して回復に努めるとか、何か他の事に取り組むとかであれば良いのだが。

 

家賃は節約に大きなインパクトがある。固定費を出来るだけ削るのは節約の鉄則なのだ。携帯電話料金とか、保険料とかもここに当てはまる。固定で使う金額を減らせば細かい節約の作業なしにお金が余るのである。細かい作業による節約は、逆に自分を疲弊させるので、節約出来る僅かなお金に見合わない場合がある。

家賃は収入の3分の1から4分の1位で抑えたいものだ。都内だとワンルームで7万円とかもあるのでそうなると収入は21万以上必要となる。これはなかなかに難しい。大卒の初任給がそれを下回る場合もあるのだ。

通勤に便利な場所に住んだ方が、満員電車のストレスが減るので都心に住む方が良い場合もあるだろうし、リモートワークやフレックスタイム制で住む場所にこだわらなくて良い場合もあるだろう。最適解は人によって異なると言って良い。

ただ、将来の事を考えるのであれば、家賃は出来るだけ安い(あまりに安いとセキュリティに不安があるので注意)場所を選びたい。

 

お金持ちは普通、最初はそんなにお金を持っていなくて(生まれつきの資産家もいるが)途中で何らかの方法で経済的に成功していくのだが、そう言う人達は大体の場合、高いマネーリテラシーを持っている。お金を稼ぐだけではなくて、どれ位の経費が掛かって、どれ位の利益が残るのか、厳しいコスト意識を持っているのだ。私の知っている資産家も、ある時期からお金はある程度あったけれど、安いマンションに住んでお金を貯めてから引っ越したと言う。お金がお金を稼いでくれる状態を作ってキャッシュフローをプラスにしてから何か大きな買い物をするのが良いだろうと思う。

 

お金を稼ぐには投資をする必要がある。何も株を買うとか土地を買うとかばかりではなく、自分に対する自己投資も含む。勉強して資格を取るにも一定のお金が掛かるので、こういうのも投資である。投資する為の種銭(最初に必要になる資金の事)を貯める為に節約は必須なのである。もしも、あなたが生まれつき、自分はそんなに苦労せずともお金が自動的に貯まっていく体質だなあと感じるのならば、この言葉はあんまり使いたくは無いが、ある意味「勝ち組」である。

バビロン大富豪の教えという本では、収入の10分の1を貯蓄する事が勧められている。

又、別の情報では、幾らかの金銭を何らかの社会的に良い事柄に使う人の方が経済的に成功しやすい事が知られている。そうなると、収入の10分の4~5は固定で出て行くのである。(家賃と貯蓄と、何らかの投資によって)

自分が使えるお金は手取り収入の半分位だと心得た方が良い。もしも、あなたがこの割合を超えてお金をジャブジャブ使っているのであれば(私はそれで良いんだ、何の後悔もないという人は止めないが)自分のお金の使い道を見直した方が良いかも知れない。

 

携帯電話は特殊な事情がなければSIMフリーで良いと思う。キャリアよりも年間6万円の節約になる。

保険料は日本の場合、(高額療養費制度等)健康保険が充実しているので火災保険、自動車保険等一部を除いて、必要ないかも知れない。色々と調べてみて欲しい。