スクラップ置き場

社会の底辺に生きているニンゲ…ゲフンゴフン、ぬこが書いている文章です。

書く事がないのに、無理に記事を書くと起こる弊害に対する懸念

最近、書きたい事や、書ける事がなくなってきた。書きたい記事が下書きにそれなりにあるのだが、下調べがあまり良く出来ていないので書き上がっていない。

ブロガーはそれなりに多いが、ブログで食べていける人は少ない。それは、独自かつ有益な記事を書けるブロガーが少ないからだ。情報の正確性も問われる。

それに対し、ブロガーの大半は副業である。下調べの時間も限られている。

とにかく数を書けというブロガーもいるが、無益な記事を大量生産してもネットが汚染されるだけだ。

その内に消費者はこう考え始める。ブロガーは邪魔な存在だ。検索汚染を引き起こし、有益な情報の検索性を低下させる。

 

すると、ブロガーに対する締め付けが厳しくなる。ブロガーを資格制にしようとか、特定のジャンルの基準を厳しくしようとか。(Google広告のYMYLジャンルの審査基準が厳しくなったのはその為だ)

だから、ブロガーも出来るだけ正確な情報を発信するように気をつけねばならない。

主観は避けて事実をきちんと取材して書く。主観的な発信をする時は、あくまでも自分の主観であると書き記す。曖昧な事を独断で書かない。

客観的な価値判断というものはない、という学派もあるし、そうした人もいるが、何かを断ずる時にはどの立場から物を言っているのかを明確にした方が良い。

 

読み手も、匿名で文責を負わない書き散らしたブログ記事を信じないし、信じなくなっていくだろう。そうすべきだ。

だから、匿名の書き手は、出典を明記した方が良い。匿名には限界があるから、職業ブロガーは文責を負う覚悟で実名でやる方が良いという流れも出てくるだろう。

 

医学にはエビデンスレベルという、根拠を評価する基準があるが、ブログ記事はエビデンスレベルが低いと言える。

ブロガーは努力するにつれ、専業のジャーナリストやアナリストに近づく事になる。

もちろん負担も増える。

すると大体、三通りに分かれる。

一に、まっとうに記事のクオリティを上げようとしてジャーナリストやアナリストになっていく人。

次に、あくまで副業として記事のクオリティはそこまで追い求めず、そこそこの記事を書いて小銭を稼ぐタイプの人。私はこれである。

最後に、稼げないので情報商材を売って儲けようとする人である。

 

どこかで、記事のクオリティと労力の均衡の問題が生じて妥協する必要が生じる。

だから、誰にも真似出来ないような専門分野が必要となる。しかし、そんなオリジナリティを持っている人は、ブログアフィリエイトに頼らなくても稼げるのだ。

私の予想だが(もうそうなっているかも知れないが)ブログはYouTube等と同じに媒体の一つとして残っていくだろうが、SEOを頑張って、トレンドブログを書いて稼ぐみたいなやり方は廃れていくだろう。ある程度の知名度がある有名人以外は参入自体が難しくなる。

自分の専門分野の有益情報を必要に応じて発信する一媒体としてのブログという認識をした方が良いだろう。

最近は、ブログとYouTubeを組み合わせた広告という考えに興味関心がある。